誰も居ナイ祭壇2- Trespass-(侵入)
内容紹介
蘇る過去の凄惨な記憶の欠片、止められぬ衝動的凶行 ― サスペンスホラーゲーム第二作目
悪霊が跳梁跋扈すると言い伝えられてきた、成海島全域に襲いかかる「神隠しの日」の夜を体験した次の日、どういういわけかその直前の記憶を全て無くしていた鳥海冷月。
そんな悶々とした中、ふいに自身の通い先である成田学園の空室で、ある男子生徒のいじめ現場を目撃する。
その際、冷月は昨年、東京の学校で起こした凶悪事件の出来事を思い出し、狂乱に陥ってしまう。
一作目「誰も居ナイ祭壇 -Hysteria-(狂気への序章)」では、神隠しの日の夜の謎や、島の半分以上が心霊スポットという事実に心胆を寒からしめた主人公達だが、何故この島にはそれだけ恐ろしい言い伝えがあるのかが本作で解明されていきます。
また、本シリーズではキャラクターではなく舞台の歴史や世界観が重要となっているため、作品サブタイトルである「侵入」の意味する通り、本シリーズ以降が作品の本質を知る最初の突破口となります!
C地区の最果てに浮かぶ幻の浮島、この世のものとは思えない架空の孤島、少しずつにじり寄ってくる胡乱の青影、魑魅魍魎を超越した悪魔の囁き、吸い取られていく生命の源……。
そう、幸せを祈って船を渡ったその先は、地の獄へと誘う魔の入り口だったのであった―――。