うちの一途な妻にかぎって… 自宅内ネトラレを見せつけられる夫
内容紹介
疲れて眠っていた、ある夜。
「んちゅば、ちゅ、はあ、ちゅっ、んぢゅ、ちゅ、ぱ……」
妙な音でうっすらとだが目が覚めてしまった。
よくわからないが、声もするような気がする。
だが、眠い。何せ私は疲れている。
だから、気にしないでこのまま寝ようと思った。
私が再び重く目を閉じて、ベッドの弾力に身体を預けて
意識を手放そうとした時――
「はあ、はぁ…姉さん……っ」
――――えっ?
「あぁん……も、もう、咥えきれなひぃ……ぢゅ、んぢゅっ……」
それは、横で寝ているはずの妻の奈々緒の声、
そしてもうひとつは、奈々緒の弟の栄介くんの声だった。
一体、何がどうなっているのか。
奈々緒と栄介くんは、ここで何をしているのか。
それ以前に、この声の主たちは、本当に奈々緒と栄介くんなのか。
何がなんだかわからないまま、
私はうっすらと目を開けて声のする方角を見た。
すると、そこには…………