バーチャルハッカー
内容紹介
時は2345年
世界的な大企業GAカンパニーは、人間の全意識と記憶を
バーチャル空間へ転移させるサービス「新世界」を普及させた。
新世界では人間は肉体から解き放たれ、半永久的に自身が望むままに
幸福に暮らすことができる。
ところが、バーチャル空間で永遠幸福に暮らす人々に反して、
その維持管理は容易なものではなかった。
バーチャル空間の監視を担う「コウザキ」は空間内で発生した
事件を解決するため、2000年代初期の”ある冷凍体”の意識を
バーチャル空間内に召喚した。