BAGSTER ジェヴォーダンの獣 第1章
内容紹介
19世紀 英国 ロンドン。
私立探偵オズワルド・バグスターに
一件の依頼が舞いこんだ。
その依頼とは、森に潜む獣を退治してほしい、
というものだった。
オズワルドの助手であるアリシア・ラトクリフは
その雲をつかむような依頼内容に不安を感じるが、
多額の報酬に目がくらんだオズワルドは
二つ返事で依頼を引き受けてしまう。
深い森に閉ざされた屋敷に集う一同。
そこに集まったのは一癖も二癖もある
怪しい人物たちだった。
屋敷の女主人であるサラ・ローゼンバーグは、
「ローゼンバーグ家に繋がる者全てに、
血に飢えた獣の牙が襲いかかるだろう」
という予言に怯えていた。
そしてついに最初の犠牲者がでる。
外部との連絡が断たれた中、
屋敷に閉じ込められた人々は
恐怖と疑心暗鬼にかられる。
そんな中、一人また一人と犠牲者は増えていく。
森に潜む獣とは一体何なのか?
惨劇の果てに待ちうける真実とは──。
※本作は続編ありシリーズ作品の1作目となります。