ID-Identity-色ノナイ空と雪を待つ少女
内容紹介
『マガタマ』
それはヒトの遺伝子から人工的に作られた人造生命。
見た目こそ人間と同じだが、レジストを選択、強化するための器。
しかし、世代を重ねるごとに才覚を表したマガタマ達を、
いつしか人間は怖れ、『ヒトカタ』と疎んじるようになる。
――時は、ロストナイン事件より数年前。
エミノレ製薬、および円柱の塔を揺るがす事件が起こった。
多くのマガタマがその生命を奪われ、ルイが‘奪う側’に拘り
いつしか‘死神<グリム・リーパー>’と呼ばれるようになる前の出来事。
‘死神<グリム・リーパー>’が持ち得る‘アイデンティティー’とは――?